アカデミー・バレエ「白鳥の湖」 at エルミタージュ劇場
2010/07/26(Mon)
またまたかなり遅くなってしまいましたが(すみません!)、6月にペテルブルグへ行ってらしたこうすけさんからいただいていた最後のキャスト表です。

こちらは6月19日にエルミタージュ劇場で行われたアカデミー・バレエの「白鳥の湖」。 CDのジャケットのような三つ折のプログラムはちょっと変わっていますが、100ルーブルもしたそうです(マリインカやマールイは30ルーブルほど)。 で、キャスト表は画面コピーを裁断したものだそうで・・・。 
ダンサーのファーストネーム、イニシャルじゃなくて、フルネームで記載してほしいものですが、 オデット&オディールはアナスタシア・イサエワです。 (そういえばイサエワとキエフのマツァークって、ちょっと肌の色が濃くてラテンな雰囲気が似てませんか?) オディールのフェッテにはダブルも入れて、なかなかの出来だったそうですよ♪ 王子役はユーリ・ミロフ。
そして、シードロフ先生もお元気だったとの事です

        エルミタージュ白鳥 20100619①          エルミタージュ白鳥 20100619②

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バフチサライの泉 & Evening of the 20th century ballets
2009/05/10(Sun)
こうすけさんがペテルブルグでご覧になった公演で、まだキャスト表をアップしていなかったマリインスキー劇場での2公演をご紹介。 といっても「バフチサライの泉」はキャスト名もよく分からないので、主な登場人物6人だけ。 あとは写真でご確認くださいませ。


5月3日 「バフチサライの泉」
プリンス アダム:
マリア:マヤ・ドゥムチェンコ
ヴァーツラフ:キリル・サフィン
ギレイ ハーン:ニコライ・ナウモフ
ザレマ:タチアナ・セロワ
ヌラリ:グリゴリー・ポポフ

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5月5日 「Evening of the 20th century ballets」
<セレナーデ>
 エカテリーナ・コンダウーロワ
 ダニーラ・コルスンツェフ
 イリーナ・ゴールプ
 ユリアナ・Chereshkevich
 アンドレイ・エフマコフ

<イン・ザ・ナイト>
 アナスタシア・マトヴィエンコ、デニス・マトヴィエンコ
 アリーナ・ソーモワ、セルゲイ・ポポフ
 ウィリアーナ・ロパートキナ、イワン・コズロフ

<テーマとヴァリエーション>
 ヴィクトリア・テリョーシキナ
 エフゲニー・イワンチェンコ
 アンナ・ラヴィリエンコ、エリザベット・チェプラソワ、マリア・シリンキナ、オリガ・アクマトワ 
 マキシム・ジュージン、ヒョードル・ムラショフ、フィリップ・Styopin、アレクセイ・ティモフェーエフ

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もー、こうすけさん、出来すぎてませんか???
マールイでも極上キャストで5作品ご覧になったうえ、マリインスキーではロパートキナまで見ることができたんですものね。 マリインスキー劇場で見るロパートキナって最高の幸せ&贅沢だわ! しかもダニーラを2回も!(笑)
この日の「イン・ザ・ナイト」はインタープレスに写真が5枚ほど載っていますので、興味のある方はこちらをご覧下さい。
ロパートキナは17日にジゼルを踊る予定ですが、アルベルトがイワンチェンコなんですよね。 ロパートキナ様相手にアルベルト・・・どんなアルベルトなんだか全く想像がつかないなぁぁぁ。 しかもハンスはイリヤッチだしなぁぁ。 どーすんのかな? 最近イワンチェンコとシュピレフスキーの顔が似て見えたりするんですよね・・・。 あ、でもイワンチェンコってさり気なくレパートリー広いんですね!
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Newborn babyは女の子♪
2009/05/08(Fri)
プハチョフとステパノワご夫妻に4月25日に女の子の赤ちゃんが誕生しました

おめでとう
身長52センチ、体重3200グラムのベイビーは"Diana"ちゃんと命名。
(ヴィシに因んでいるのだろうか?)
母子共に大変元気で、すでに退院したそうです。
ワガノワ同級生のあの2人がついにパパとママなんですね~~!
多分、このニュースを聞いて喜んでいるマールイファンは、みんな親戚のおじさん&おばさんの心境でしょうね!(笑)
ただ、ファンとはどこまでも欲張りなもので、無事産まれたと知ると、今度はオーリャの冬の来日を激望してしまうのよねぇぇ。 オーリャは大丈夫だろうけど赤ちゃんと離れられるだろうか?
尚、こうすけさん経由、プーちゃんからは女児誕生について拙ブログでお知らせする事の許可はいただいています。 こうすけさん、ありがとうございます!


さて、こうすけさんより、6日の「ジゼル」と7日の「白鳥の湖」のキャストをいただきました。
バチルダにヴィジェニナちゃんの名前を発見!
7日の白鳥はオデット&オディールがボルチェンコからペレンに変更になっていてびっくり。 全くチェックしてなかったけれど、劇場のプレイビルもきちんと変更されていました。 という事は、アップデートするまでに時間はかかるものの、最近の劇場のHPのキャストは信頼していいのかな?
ハビちゃんがトロワにキャストされています♪ 先日のくるみに引き続きポリョフコの名前も。 もうあまり踊らない役専門になっちゃうんですかね? まだまだ早いと思うけれど・・・。
残念ながらミリツェワちゃんはこの間出演がなかったようですね。
 

5月6日 「ジゼル」
ジゼル: イリーナ・コシェレワ
ベルタ(ジゼルの母): アンナ・ノヴォショーロワ
森番ハンス: ロマン・ペトゥホフ
ぺザント・パ・ド・ドゥ: サビーナ・ヤパーロワ、アンドレイ・ラプシャーノフ
アルベルト: アンドレイ・ヤフニューク
アルベルトの従者: アレクセイ・マラーホフ
バチルド(アルベルトの婚約者):アリョーナ・ヴィジェニナ
公爵 :キリル・ミャスニコフ
ミルタ :ヴィクトリア・クテポワ
ドゥ・ウィリ :アンナ・ミヘイキナ、ヴァレリア・ジュブラリョーワ
指揮: Anatoly Rybalko

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5月7日「白鳥の湖」
オデット/オディール :イリーナ・ペレン
ジークフリート :アルテム・プハチョフ
ロットバルト: マラト・シェミウノフ
王妃 :オリガ・ポリョフコ
家庭教師 :パヴェル・ノボショーロフ
パ・ド・トロワ: エルビラ・ハビブリナ、アナスタシア・ロマチェンコワ、アントン・プローム
スペイン:クリスティーナ・Makhviladze、オリガ・セミョーノワ、
      ニキータ・クリギン、アレクサンドル・オマール
ハンガリー:ニーナ・オスマノワ、マキシム・ポドショーノフ
マズルカ:エレーナ・フィルソワ、ナタリア・グリゴルーツァ、
      オリガ・ラヴリネンコ、オリガ・Poverennaya
      パヴェル・マスレニコフ、イリヤ・Arkhiptsov、
      ロマン・ペトゥホフ、アルチョム・マルコフ
大きい白鳥:ヴィクトリア・クテポワ、ユリア・カミロワ、ヴァレリア・ジュラヴリョーワ、マリア・グルホワ
小さい白鳥:アンナ・クリギナ、ナタリア・クズメンコ、サビーナ・ヤパーロワ、ナタリア・リィコワ
2羽の白鳥:マリア・グルホワ、オリガ・グローモワ
指揮: Anatoly Rybalko

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コチュビラの名前もずっと出てこなかったので、オーロラデビューの準備で忙しいのだろうと思っていました。 ところがさきほどコメントで、10日の「眠り」のオーロラがマリインカからのゲスト、オブラスツォーワに変わっていると教えていただき・・・、理由は分からないけどがっくりだな・・・。 今朝白鳥がらみでチェックした時はまだコチュビラだったのに。
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マールイ 1日「ジゼル」&3日「くるみ割り人形」キャスト
2009/05/04(Mon)
こうすけさんより5月1日の「ジゼル」と3日の「くるみ割り人形」のキャストが届きました。
ありがとうございます!!
「ジゼル」のぺザントはロマチェンコワとヤフニュークというペアです。 こうすけさんから別にいただいたメールにヤフニュークがかっこよすぎとありましたが、それについてはお時間のできたところで詳しく教えていただく事として(笑)、ロマチェンコワとのペアも見てみたいです♪ どーも、ヤパーロワちゃんと踊った時のデレデレ笑顔がいつまでも消えなくて・・・。 
マラーホフさんがアルベルトの従者とねずみの王様にキャストされているのも嬉しいです! 特に彼の従者は従者の鑑ですからね!!
このくるみのキャストもまたこうすけさん歓迎キャストのようで、ポリョフコ、リヒテル、リィーコワ、フィリモーノフなど今年の来日メンバーに入っていなかった会いたいダンサーの名前がたくさんありますね~。 みんな元気なんだわ、良かった!!
劇場のキャスト表はあらゆる役についてデビューという事を知らせてくれるんですね。 これはいいなぁ! 尚、キャストの順番は劇場のキャスト表通りです。 日本とはかなり違うんですね。

5月1日 「ジゼル」
ジゼル: イリーナ・ペレン
ベルタ(ジゼルの母): アンナ・ノヴォショーロワ
森番ハンス: アレクサンドル・オマール
ぺザント・パ・ド・ドゥ: アナスタシア・ロマチェンコワ、アンドレイ・ヤフニューク
アルベルト: ニコライ・コリパエフ
アルベルトの従者: アレクセイ・マラーホフ
バチルド(アルベルトの婚約者):クリスティーナ・Makhviladze
公爵 :アンドレイ・ブレグバーゼ
ミルタ :オクサーナ・シェスタコワ
ドゥ・ウィリ :ユリア・カミロワ、マリヤ・グルコワ
指揮: Anatoly Rybalko

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5月3日 「くるみ割り人形」
スターバウム氏: マラト・シェミウノフ
スターバウム夫人: オリガ・ポリョフコ 
マーシャ: オクサーナ・シェスタコワ
フリッツ: アンドレイ・ラプシャノフ
王子: アントン・プローム
ドロッセルマイヤー: ミハイル・ヴェンシコフ
くるみ割り人形: デニス・トルマチョフ
ピエロ: デニス・シャプロン
コロンビーナ: マリア・ドミトリエンコ
ねずみの王様: アレクセイ・マラーホフ
スペイン人形: マリア・リヒテル、アレクサンドル・オマール
アラビアの人形: エレーナ・モストヴァヤ
中国の人形: ナテリア・リィーコワ、アレクセイ・クズネツォフ
トレパック: オリガ・Poverennaya、アンナ・スホワ、
        イーゴリ・フィリモーノフ、ニコライ・アルジャエフ
パストラル: アンナ・クリギナ、ナタリア・クズメンコ、アンドレイ・ラプシャノフ
ワルツ : ユリア・カミロワ、マリア・グリホワ、アナスタシア・ミヘイキナ(デビュー)、
       ヴィクトリア・ザリポワ(デビュー)
アンドレイ・カシャネンコ、デニス・モロゾフ、アンドレイ・マスロボエフ、ドミトリー・シャドルーヒン
指揮 : Anatoly Rybalko

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こうすけさん便り第2弾 マールイ4月30日「バヤデルカ」!!
2009/05/03(Sun)
こうすけさんの今回のバレエ鑑賞の旅のハイライトの一つ、コシェレワ主演の「バヤデルカ」のレポートも早々にいただきました。 本当にありがとうございます。




2009年4月30日 ミハイロフスキー劇場 バヤデルカ

鑑賞2日目にして、いきなり今回の旅のメインイベントを迎えてしまいました。踊りの内容の豊富さで、私のいちばん好きな演目のバヤデルカであるだけでなく、コシェレワがニキヤを踊るバヤデルカですから、それはわざわざ日本から見に来る価値が私にはありました。

また、この日の公演は、亡くなられたエカテリーナ・マクシモーワさんを追悼する公演という形をとっていました。開演前にその旨が放送されました。

ソロルは、この公演でデビューするアイドス・ザカンというダンサーでした。 ガムザッティは、ロマチェンコワがやるとネットで表示されていましたが、直前になってペレンへの変更が発表されたようで、わざわざ日本にいるMさんから携帯にメールをいただきました。 もうロマチェンコワのために文学カフェの花屋で花束を買い、劇場の係員に渡すところだったので、唖然としました。 まあ、代わりがペレンなんですから、それはそれで楽屋の同部屋対決(今はわかりませんが、3年前の時点では)から、イリーナ対決へと、新たな期待に変わりました。 ミハイロフスキー劇場の席は、1階のいちばん後ろの中央部です。私の前は通路で席がなかったので、よく見えました。斜め前には、エカテリーナ・パブロワ先生が座られました。 

公演は、まずエキストラの行進からはじまりました。興ざめする日本とは違いダンサーがやるのかと思いましたが、こちらもダンサーらしからぬ人たちでしたので、こちらでもエキストラなのでしょうか。

 セットは日本の公演と同じだと思います。ソロル登場、アイドス君とはどんな人なのかと思っていたら、日本人っぽいんですよ。 あとで、男性ダンサーのイリヤさんから紹介いただきましたが、ルジ監督がコンクールとかで注目して引っ張ってきた人らしく、入団して3か月くらいの21歳とか言っていました。 出身はカザフスタン、少しおとなしめの感じで、踊っている時は熊川さんのように見えます。 あるいは韓流スターっぽいですね。 残念ながら背はあまり高くなく、踊っているときは、ペレンやコシェレワと同じくらいに見えてしまいます。日本にも2回来たことがあるそうです。

大僧正はマラト、この背の高さがぴったりの役に彼自身がしてしまった感じです。 いつもと同じように水色の衣装を着た舞姫(フィルソワ、マルチナなどはいましたが、モストバヤはいなかった)が踊ったあと、ヴェールをかぶったコシェレワ登場、特に拍手なく、私もすっかりするのを忘れていて、今は後悔しています。 コシェレワのニキヤは、実は映像で少し見せていただいたことがあったので、全く初めて見たときほどのトキメキを感じられなかったのが少しもったいなかったです。 なお、コシェレワにとっては、2年ぶりだけど4回めのニキヤだそうです。

そのあと、場面がかわり、ペレン登場。 ペレンはスターなんですね、こちらには拍手がありました。 コシェレワがあまりに細身なのか、ペレンのおなかがふっくらみえました。 ペレンの気高い雰囲気がガムザッティにぴったりで、特に胸をはって堂々としているところはよかったですよ。 そして、コシェレワを呼びつけ、顔をそむけるコシェレワのあごに手をやり、自分の方を見させ、身につていた飾りを渡そうとしているところなどを見たとき、私の気持ちは一気に高揚しました。

2幕の婚約の儀式では、ソロルのアイドス君がソロを踊るとき、率先してパブロワ先生が拍手をしていました。 先生もお気に入りなのでしょう。 また、ペレンのソロも、イタリアンフェッテ、ダブル入りフェッテを披露して、とても華やかな雰囲気を出し、観客からもたくさんの拍手とブラボーをもらっていました。 今日の公演の主役はこっちなのかと思わせるくらい。

いやいや、そんなことはありません。コシェレワだって、けなげなニキヤをしっかりと踊っていましたよ。 また、この祝いの儀式でのニキヤの踊りは、切なさと無力さ、一時のささやかな喜び、そして絶望、ソロルへの一途な思いを、ガムザッティとは対照的に表現していました。

なお、インドの踊りは、今春の来日公演で新たに多くの役を任されたオリガ・セミョーノワとオマール。 客席は踊りの迫力に圧倒され、盛り上がりました。 そして、私にとってどことなく哀愁すら感じさせる曲の黄金の踊りは、普段からわれわれに多くの情報を提供してくれているアントン・プローム。 何か、私の歓迎のためにキャストを決めてくれているのかと勘違いしたくなる状況です。 プロームは黄金の踊りの格好をしてしまうと、プロームであることが私にはほとんどわかりません。でも、パブロワ先生にプロームであることを確認しました。

3幕の幻影の場。 上手から下手に向かって斜面を降り、下手から上手に降りて、床にたどり着きます。 隊長はフィルソワ。 最初の3人は床に降りるころまで、踊りが揃っていなかったので、心配になりましたが、それ以降は大丈夫でした。キャスト表にthree shadesにコシェレワの名前がありますが、間違えでしょうかね。 クテポワらしきおでこの広いダンサーは確かに3人の真ん中にいました。

コシェレワ、髪飾りはネックレス状の2本の飾りで、頭上からみると() のようになっていて、額には小さな宝石をぶら下げていました。 衣装は純白で、胸のⅤのラインのふちに宝石を縫いつけたものでした。 アイドス君との練習も十分行ったようで、安心して見ていられました。 そして、結婚式では日本公演と同じように、建物が崩壊して公演が終わりました。 もちろん、大きな拍手とブラボーで客席は盛り上がりました。

この劇場は、左右に分かれる幕ではないからでしょうか、カーテンコールで数人ずつ出てくるということはありませんで、何度か幕の上げ下げがあったあとは、そのまま終わってしまいました。

公演後、愕然とすることが・・・・、公演前に、係員に、オレンジと白の花束はコシェレワに、黄色とピンクの花束はペレン(買ったときはロマチェンコワをイメージしていた)にと言って託したのに、ペレンがオレンジと白の花束を持っているではありませんか。 こちらの方を若干大きめにしておいたのに、すでにペレンが持っているのに、いまから替えてともいえず・・・、ロシア人のいいかげんさ(?)にショックを受けるとともに、コシェレワさんには申し訳ない気持ちでいっぱいでした。 これからは、口で言うのではなく、宛て先をカードにはっきりと書いて花束に貼りつけたいと思います。

ニキヤ: イリーナ・コシェレワ
ドゥグマンタ: アンドレイ・ブレクバーゼ
ガムザッティ:イリーナ・ペレン
ソロル: アイドス・ザカン (デビュー)
大僧正: マラト・シェミウノフ
奴隷: ウラジミール・ツァル
アイヤ: エカテリーナ・ナウモワ
マグダウィア: アントン・アパシキン(デビュー)
ジャンペー: ヴァレリア・ジュブラリョーワ、ヴィクトリア・ザリポワ(デビュー)
グラン・パ: ユリア・カミロワ、ヴァレリア・ジュブラリョーワ、オリガ・グローモワ、マリア・グルクホワ
        アンナ・クリギナ、マリア・ドミトリエンコ、エレーナ・ニキフォロワ、エレーナ・シリャコワ  
        デニス・モロゾフ、ニコライ・コリパエフ
インドの踊り: オリガ・セミョーノワ、アレクサンドル・オマール
黄金の偶像: アントン・プローム
太鼓の踊り: アレクセイ・クズネツォフ
壷の踊り: ナタリア・クズメンコ
隊長: ミハイル・ヴェンシコフ
幻影のトリオ: アンナ・Mikheykina、イリーナ・コシェレワ(誤植)、ヴィクトリア・クテポワ
指揮: パヴェル・ブベルニコフ

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こうすけさん、素晴らしいレポをありがとうございました。 マールイのバヤデルカですから、感想を読ませていただいただけで自然と音楽が聞こえてきて、衣装を纏ったダンサーたちが自分の中で踊りだしました(笑)。 ただ、肝心のソロルだけが想像できないですが・・・。 一時期YouTubeにマールイの映像が出ていたときにザカンを見ましたが、確かに黒髪とまじめでおとなしそうな面差しが印象的でした。 コシェレワには身長が低いけれどロマチェンコワとならまずまずか・・・と思っていたのですが。 それでも十分にリハの時間が取れたようなコシェレワがニキヤなら、アイドス君も緊張感もミニマムで済んだのではないかと思います。 
プロームのブロンズアイドルもまだ見た事がないので、見ることができたこうすけさんが羨ましいです。 本当にこうすけさんの劇場再訪を歓迎するようなキャストですね。 
バヤデルカ、今度の来日では見られるでしょうか? 毎年見たい演目なので、絶対に持ってきてもらいたいし、最低3公演は異なるキャストで上演して欲しいですね。
お花の手違いはなんと言っていいのやら、残念でしたね・・・。 花を選ぶときってダンサーとその日の役を考えて選ぶから、その時のこうすけさんのショックと落胆はよく分かります。 二人ともイリーナなのでスタッフが勘違いしてしまったのでしょうか? 日本だとたいてい花束受付のところでダンサーの名前を書いて花束に張ってくれますものね。 私が昨年ミハイロフスキー劇場で花を預けた時も、他に並んでいた方たちの持っていた花束は大きく名前を書いた紙やカードをセロファンの内側にしっかりとテープでとめてありました。 私は花屋さんで持っていたメモ用紙に名前を書いてセロテープをもらって(クリップしか持っていませんでした)貼り付けたような記憶があります。
幸いといったらなんですけれど、コシェレワは6日の「ジゼル」でもタイトルロールですから、コシェレワ@ジゼルにぴったりの素敵な花束をプレゼントしてあげてくださいね。
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こうすけさんより、マリインカ4月29日「白鳥の湖」レポ!
2009/05/02(Sat)
サンクト・ペテルブルグに滞在中のこうすけさんより、ホットなメッセージが届きましたので皆様にご紹介致します。 
<こうすけさん、旅行中の貴重なお時間を私たちのために割いていただき本当にありがとうございます。 キャストは私たちが昨年の秋に見た時と半数くらいが同じですが、今回はTV番組で取り上げられたオクサナ・スコリクちゃんが大きい4羽と2羽の白鳥にキャストされているんですね。 そして同じく残念だったのが、やはりエフセーエワの名前がない事です。>





2009年4月29日マリインスキー「白鳥の湖」

ペテルブルグのホテルに着いたのが、4月28日の22時ごろであったため、バレエ鑑賞は、29日が初日、この日はマールイの公演がないので、昼間、マールイでダンサーの何人かとお会いして話をしたものの、夜はマリインスキー劇場で「白鳥の湖」を鑑賞しました。主役は、Mさんお気に入りのコルスンツェフとコンダウーロワ、そうMさんとうみーしゃさんが昨年秋にこちらで見られたのと同じペアでした。 席は2階のバルコニー席の6番の部屋でした。今は簡単な報告ですみません。

コンダウーロワは、結構大柄の人で、最初の見た目の感じが以前マールイの来日公演でゲストに来ていたコレゴワみたいな印象を受けました。オデットのところは、もう少しはかなさや切なさ、苦しみを表せないかなと思いましたが、黒鳥では、とても艶があって、ときおり見せる微笑みがとても魅惑的でしたので、彼女なりにオデットを演じているんだということが、黒鳥を見てわかりました。フェッテは最後までダブル入り、後半一度バランスを崩すもすぐ持ち直した。 踊りはとても安定していて、Mさんたちのレポートにもあるように、十分に準備して、自分のものにしている感じでした。外見もきれいなので、人気が出そうです。

コルスンツェフは、地味ながら、しっかりコンダウーロワをサポート、2幕のソロは、ザンレールというのですか、ジャンプを、少しフライング気味ではあったけど、5番でしっかり決めていていました。

ちなみにプー兄は、マズルカに登場していました。コールドは、揃っていないところもあって、数年前のマールイの方が上だと思いました。

観客は上の席を除き、ほぼ満員でした。日本で見るとき以上に拍手を随所でしていました。まあ、観光客が全体の流れを知らないで、曲が終わったというだけで拍手をしているだけかもしれません。1幕1場が終わったところで幕が降りてきたので驚きましたが、パドトロワの3人が出てきて、女性2人が花束を受け取っていました。

終演後、拍手はあっけなかったですが、カーテンコールで一応、3回出てきて、少ないながらも残った観客からは暖かい拍手とブラボーを受けていました。もちろん、わたしもそれに参加しました。

3年ぶりのマリインスキーでしたが、現地では初めて見る白鳥でした。ブラボー言って少しかすれた喉がなんとも快く感じさせる夜でした

オデット&オディール: エカテリーナ・コンダウーロワ
ジークフリート:  ダニーラ・コルスンツェフ
王妃: エレーナ・バジェノワ
家庭教師: ピョートル・スタシューナス
パ・ド・ドロワ: タチアナ・トカチェンコ、マイヤ・ドゥムチェンコ、ワシリー・Shcherbakov
道化: ラファエル・ムーシン
ロットバルト: イワン・シトニコフ
4羽の白鳥: エリザヴェータ・チェプラソワ、エレーナ・ユシュコヴスカヤ、エレーナ・チミル
         ヴァレリヤ・マルチニューク
大きな白鳥: アタスタシア・ペトゥシコワ、リリヤ・リシュク、オクサナ・スコリク、ダリア・ヴァスネツォワ
2羽の白鳥 : アレクサンドラ・イオシフィディ、オクサナ・スコリク
スペイン: ヴァレリア・イワノワ、アレクサンドラ・イオシフィディ、
       アレクサンドル・ロマンチコフ、カミル・ヤングラゾフ
ナポリ: エリザヴェータ・チェブラソワ、アレクセイ・ネドヴィガ
ハンガリー: ダリア・バリノワ、ボリス・Zhurilov
マズルカ: オリガ・バリンスカヤ、オリガ・ベリク、アナスタシア・ヴァシレット、ユリア・スリヴキナ
       アレクサンダー・クリモフ、セルゲイ・コノネンコ、ニコライ・ナウモフ、ドミトリー・プハチョフ(プー兄)
SP09 193写真をクリックすると大きな文字で見られます。
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「こうすけ」さんのサンクト・ペテルブルグ旅日記⑪
2006/07/31(Mon)
「白鳥の湖」終演後
公演が終わってしまった虚脱感もありますが、それ以上に、サンクトペテルブルグで、ペレンさんとシヴァコフさんという最高のペアの「白鳥の湖」が見られたという満足感で劇場を出ました。劇場の前の広場では、ステパノワさんとプハチョフさんが開演前に約束したとおり待っていてくれました。広場には、公演を見終わってバスや車を待ったりする観客でにぎわっていました。ステパノワさんたちは、フランスから来たという観光客にサインを求められていました。


私は、そのフランス人に、今、パリ・オペラ座は日本に来ていいて、先週、私も東京で白鳥の湖を見たなど、自慢げに話をしました。 プハチョフさんとステパノワさんには、「パ・ド・トロワよかったよ」「ブラボー言いましたよ」と伝えたところ、プハチョフさんは「よく聞こえたよ」と言ってくださいました。 そして、「ホテルまで車で送っていくよ」と言ってくださったので、デマチはしないで、お言葉に甘えて、車に乗せていただくことにしました。 時刻は22時を過ぎていましたが、まだ夕暮れ時でした。プハチョフさんが運転して、助手席にステパノワさん、後部座席に私が乗りました。車内では、公演やレッスン、DVD、そして私の泊まっているホテルの話など、短い間ですが、いろんな事を話ながら行きました。途中から、フォンタンカという運河沿いの道を進みました。夕暮れ時のサンクトペテルブルグの景色がとてもロマンチックで、車で送っていただいている事と、なんとか公演が見られたという満足感と合わせて、とても心地よい気分でした。途中、プハチョフさんから「ワガノワに行ったことある?」と聞かれたので、私は「2000年に近くの劇場には行きました。」と答えところ、「じゃ、ワガノワに行ってみようか」と言ってくださって、途中で右に曲がり運河を横切って、ロッシ通りに入り、ワガノワ・バレエ学校の前まで連れて行ってくれました。車の中から、入口などを見ただけですが、プハチョフさんたちは、「このアカデミーには8年通ったよ」とおっしゃっていました。私のためにホテルまで送っていただけるだけでなく、寄り道までしてくださって、お二人はなんていい方なんだろうと感激しました。 そして、車はほどなくホテルに到着しました。お二人にはとって、このホテルは、結婚したときに泊まったホテルだそうです。だから、お昼にお会いした時も、ホテル名を行っただけで、すぐ来られたわけですね。 車から降りた私は、手を振ってお二人の車を見送りました。
チケットが手に入らないかもと、始めはやきもきしましたが、無事チケットを手に入れる事ができ、また、何人かのダンサーにも実際に会えて、劇場で最高のバレエを楽しみ、ステパノワさんとプハチョフさんに大変よくしていただいた、とても充実した1日でした。 反面、是非ともサンクトペテルブルグでお会いしたいと思っていたガルネツさん、そして、フィルソワさん、レジニチェンコさんの姿が見られなかったのは、ちょっぴり残念でした。

(Mコメント:1幕1場だけの出演とはいえ、プハチョフもステパノワも公演後でお疲れでしょうに、とても親切な方たちですね。 わざわざ寄り道をしてまで見せてくれたワガノワアカデミーも、こうすけさんにとって忘れられない場所の一つになったのではないでしょうか? 私もいつか行ってみたいです)
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「こうすけ」さんのサンクト・ペテルブルグ旅日記⑩
2006/07/30(Sun)
<2幕>
ワクワクしながら、最初の曲を聞きました。そして、幕が上がると城内の舞踏会のシーン。もちろん、日本公演と同じセットで、花嫁選びがはじまりました。シヴァコフさんの浮かぬ顔。そして、ペレンさんとマラトさんの登場。よく考えてみると、冬は韓国に行っていて来日しなかった、マラトさんのこのロットバルトの姿を見るのは、久しぶりなんですね。次はいよいよ、先ほどお会いした、マラーホフさんらによるスペインです。マラーホフさんのスペインはホントにカッコイイですね。そして、グリゴルツァさんがハンガリーで白いコスチューム着て、ポドショーノフさんと真ん中で踊りました。グリゴルツァさんのソロは、日本ではなかなか見られないでしょうが、もちろん、ちゃんと踊っていましたよ。(逆に日本公演では、ある程度、そのパートに実績のある人しかキャスティングされていないという事ですかね。それだけ、このバレエ団が日本公演を重要視していただいているというのであれば、それは嬉しい事ですね。)この日は、スペインをやらなかったモストバヤさんは、タマラ・エフセーエワさんやカミロワさんらとともに、マズルカに出ていました。

再び、主役二人の登場、黒鳥のPDDたまらないっすね。一秒一秒、止まる事なく時が過ぎていく儚さに耐えながら、拝見しました。ペレンさんの妖艶ながらも気品のあるオディールは最高でした。ペレンさんのグラン・フェッテの前のシヴァコフさんのソロは、気のせいかもしれませんが、以前からの見慣れたものとは違っていたような気がしました。ペレンさんのグラン・フェッテは位置が徐々に右にずれてしまったものの、いつものようにダブルを組み入れた、とても美しいものでした。ブラボーの歓声がたくさん上がっていました。もちろん、私もやりました。そして、シヴァコフさんの愛の誓いで、あっと言う間に、第2幕は終わってしまいました。第2幕で過ごした時間にもう戻る事はできないし、次にまた見るには冬まで待たねばならない事を考えると、休憩時間には虚脱感さえ感じました。

<休憩>
さて、2回目の休憩時間には、館内を探索することにしました。2階のロビーはいくつかの飲食コーナーがありました。さらに、この劇場のバレエやオペラに関する資料の展示コーナーもありました。みなさんもこの劇場に行かれたら、のぞいてみてください。
   

<3幕>
いよいよ最後の第3幕です。幕が上がると、黒い白鳥が出てきますけど、この日は日本公演ではいつも出ている、レジニチェンコさんが出ていないのが寂しかったです。私は、曲名は知らないのですが、3幕には私の好きな曲があります。うまく説明できませんが、ジークフリートがオデットを肩に担いで、右足出したり、左足出したりするところです。あの曲を聴くと、胸が少しキュンとします。白鳥のストーリーとは離れてしまいますが、若いダンサーたちが公演の経験を積みながら、徐々に成長して、一人前のダンサーになっていく、そして、われわれからは少し遠い存在になっていく、というような感じがするからです。
そして、第3幕は、日本公演と同じように、ペレンさんとシヴァコフさんが湖に身を投げて、公演は終わりました。

満席の会場からは、たくさんの拍手とブラボーが上がり、カーテン・コールになってからは、手拍子になるなど、会場は大盛り上がりでした。
ステージには、たくさんの花束を抱えた女性が登場して、主役の二人、そしてまわりの何人かのダンサーに花束を渡していました。これは、後でわかったのですが、その時に配られている花束は、(劇場が用意したものがあるのかどうかはわかりませんが、)観客が持参した花束なのです。観客がダンサーに持ってきた花束は、入口で劇場に預けると、カーテン・コールの時に劇場の女性がステージ上で本人に渡してくれるのです。自分の花が確かに本人のもとに届く瞬間が確認できるし、本人が喜ぶ顔も見られるので、いいですね。

という感じで、2006年4月29日(土)にムソルグスキー記念・サンクトペテルブルグ・国立アカデミー・オペラ・バレエ劇場で行われた、ペレンさんとシヴァコフさんの主演による「白鳥の湖」は終わりました。
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「こうすけ」さんのサンクト・ペテルブルグ旅日記⑨
2006/07/29(Sat)
4月29日(土)「白鳥の湖」の感想
開演に先立って、日本と同じように「携帯電話の電源をお切りください」「写真撮影は禁止です」との放送がロシア語、英語、フランス語、ドイツ語で流れます。日本語の放送はないので、日本の団体さんには伝わっていないでしょう。

そして、場内が暗くなったところで、ホリコフさんが出てきて、いよいよスタートです。序曲を聞きながら、日本では年末年始しか見られない、レニングラード国立バレエの白鳥の湖が、ゴールデンウィークのこの時期に見られるなんて、何て幸せなんだろうと、喜びをかみしめました。至福の時間でした。すみません、私だけ。

<1幕1場>
幕が上がりました。もちろん舞台のセットは日本公演の時と同じです。舞台の幅が狭いせいか、国際フォーラムでは両端に見える木の幕も、ここでは袖にほとんど隠れてしまっている感じです。マラーホフさんたちが行進して入ってきました。以前、立川で見た時、舞台が狭くて、演じる方は随分窮屈そうで、気の毒だなと思いましたけど、本拠地も同じくらい狭そうでした。つまり、立川の公演は、皆さんにとってはさほど苦ではなかったということですね。

ほどなく、シヴァコフさん登場、冬の来日公演の時と同じくらい、長めのヘア・スタイルでした。お元気そうでした。(私は、王妃が登場する時のシヴァコフさんの演技が好きです。)そして、コシェレワさん、ステパノワさん、プハチョフさんが登場して、パ・ド・トロワがはじまりました。うまく言えませんが、おおらかで優雅で風格のある演技だったと思います。まず最初に、コシェレワさんのソロが終わったところで、ブラボーを言いました。日本でもドキドキしますが、バレエの聖地に乗り込んでのブラボーは、ちょっと勇気が要りました。もちろん、それに続く、ステパノワさん、プハチョフさんのソロの時と最後3人で踊った時にもブラボーを言いました。

観客の反応で日本公演と違うところは、家庭教師がステパノワさんとコシェレワさんに体を回されて、目が回ってしまうブレグバーゼさんの演技が観客に受けていて、拍手が上がっていたところです。まあ、これは、バレエに特に興味はないけど、コースに入っているから、たまたま見ている団体客にとって、笑えるシーンだったのでしょう。

<1幕2場>
ペレンさんの登場です。最初のところで、首をピクピク動かすところが好きですね。日本で見た時と大きな違いはありませんが、王女の風格たっぷりの、凛とした美しさにあふれていました。
そして、コールドのみなさんの登場です。コールドの先頭は、日本公演と同じ、ナタリア・エゴロワさんが務めていました。そして、コールドの中にはモストバヤさんがいました。小さい白鳥は、残念ながら、ちょっと揃っていなくて、イマイチでしたが、ヴィジェニナさんたちの大きな白鳥は期待どおりでした。ただ、フィルソワさんがいないのが残念でした(あとで、ステパノワさんから聞きましたが、彼女は、腕を骨折したため出ていないとのことです)。主役の二人は息もピッタリで、アダージョが終わった時には、私も含めて、たくさんのプラボーが上がっていました。私としては、この二人がバレエ団最高の白鳥のペアだと思っていますが、期待どおりの演技を見せてくれました。

<休憩>
第一幕が終わり休憩時間になりましたので、席を離れ、通路に出てみました。その通路は、チケットがないと入れないエリアですが、壁には、オペラを含めて、劇場所属のソリストの大きな写真が掲げられています。
      

光藍社のプログラムや先ほど見た主要キャストの写真とはまた別の写真です。ただ、こちらの写真は、なぜか少し怖くて厳めしい顔をしているものが多いです。どうしてなのでしょう。すると、ちょうどその時です。演技を終えて私服に着替えたコシェレワさんがこちらに歩いてくるではありませんか。私は写真を差しながら、「オー、クラシィーバヤ」(美しい)と言いました。コシェレワさんは微笑んでくれました。コシェレワさんは、シヴァコフさんとペレンさんの第2幕を客席から見ようと思って、こちらに来たのでした。客席で空いている席を探していましたが、満席のため、思うようには見つからないようでした。客席のところで、コシェレワさんからは、「どう、この劇場は?」と聞かれたので、「Beautiful !」とまず答え、次に「Small !」と言おうかと思いましたが、ちょっと失礼かもしれないと思って、「Not big 」と言いました。あまり効果はなかったですかね。でも、劇場の大きさについては、本当に感じたことなので、言わずにはいられませんでした。

(Mコメント:こうすけさん、お忙しい中、感想を書き上げていただき本当にありがとうございました。 マールイ劇場は小さいとは聞いていましたが、ステージの大きさがアミュー立川とさほど違わないというのは、かなりの驚きでした。 明日は後半をアップさせていただきますね)

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「こうすけ」さんのサンクト・ペテルブルグ旅日記⑧
2006/07/12(Wed)
「こうすけさんのサンクト・ペテルブルグ旅日記・4月29日(土)その8」
18時になったころ、今度は、中庭への通路から、一人の女性が出てきました。この時間に帰るということは、今日は出番がないということですね。私がここにいるのをすでに知っていたかのように、その方は通路から出てきてすぐ、数十メートル先にいる私に気がついてくれて、手を振りながら近づいてきてくれました。そして、ハグして私を迎えてくれました。その方とは、アナスタシア・ロマチェンコワさんです。ロマチェンコワさんは、明日ジゼルをやるとおっしゃっていましたので、今までその練習をしていたのでしょう。
 その後、私が気がついた範囲では、パヴェル・ノヴォショーロフさん、アンナ・スホワさん、タマラ・エフセーエワさん、ユリア・カミロワさんが劇場入りしました。そして、18時30分を過ぎたころ、指揮者のセルゲイ・ホリコフさんが来ました。ということで、今日の指揮者はホリコフさんであることがわかりました。いよいよ気分が盛り上がってきました。
劇場はすでに開場しており、そろそろ入ろうかどうか迷っていたころ、今度はキリル・ミャスニコフさんが通路から出てきました。ミャスニコフさんも尊敬すべき方ですね。以前、日本での夏公演の時でしたか、カーテン・コールの際に、ペアを組んで踊っていたエレーナ・エフセーエワさんに知人が座席から花を贈ったところ、終演後、その知人は、ミャスニコフさんからお礼を言われたそうです。明日は、ジゼルのアルブレヒトをやると教えていただきました。一足先に帰られたロマチェンコワさんと練習していたのでしょう。今晩は、これからsmall concert の仕事があることや、また7月には日本に行くことなどをお話いただきました。
時刻も18時40分と開演まであと、20分になりましたので、私は、劇場の中に入ることにしました。結局、この時点までにお目にかかれたのは、以上の方々であり、例えば、ガルネツさんや今晩のジークフリートのシヴァコフさんなどにはお目にかかれませんでした。ちょっと心残りでした。

館内には、もうかなりの観客がいらっしゃいました。中にはバスで乗り付けた日本の団体さんもいました。ロビーには、バレエのビデオ・DVDの売店やマトリョーシカなどのロシア土産の売店が出ていました。


まず、私はクロークで荷物を預けました。日本と違って無料ではないのです。10ルーブル支払いました。身軽になったところで、そして、プログラムを買いました。ロシア語版は20ルーブルなのに対し、英語版は少し大型ですけど、100ルーブルしました。どんなものだかよくわかりませんでしたが、とりあえず英語版を買いました。


ただ、プログラムといっても、日本公演で光藍社さんが作っているのとはほど遠い、シンプルなものです。まず、カバーの台紙の内側には、この劇場のオペラとバレエのレパートリーが書いてあります。


カバーの中には2枚の白い紙が書いてあって、うち1枚には、演目のストーリーが書いてあって、もう1枚には本日の主要キャストが書いてあります。そう、これだけなんです。写真なんて全然ないんです。ちょっと残念でした。だから、ロビーに当日の主要キャストの写真が掲出されるんですね。後日、ステパノワさんと劇場のプログラムを売っているコーナーに行った時に、劇場の歴史などが書いてある本もちらっと見ましたが、かなり前に作られたものらしく、バレリーナの集合写真は、ステパノワさんが入団する前のものでした。
ここまでは、チケットがなくても入れるところでしたが、いよいよチケットをもぎってもらって客席の方に進みました。中に入った時の第一印象は、「えー、狭い。(芝居)小屋みたい。」というのが、言葉が悪いですが、正直感じたところです。特に舞台の幅が狭い感じがしました。横が20席ほどしかありませんからね。「マールイ」とは、ロシア語でもともと「小さい」という意味ですから、それも当然なのかもしれませんね。装飾については、少し古めかしい感じもしましたが、テレビ番組やビデオで見ていたとおりに美しく、とうとうレニングラード国立バレエの本拠地の劇場に着いたんだなあと、実感しました。
席は1階のアリーナ席でした。他の劇場も同じだと思いますが、座席は木製の大型のイスが1つ1つ並べられている感じです。ただ、床には、傾斜はあるものの、緩やかなため、前に人が座ると、ちょっと見にくくなります。
さて、みなさんの関心のあるその日のキャストですが、キャスト表に記載のある部分で挙げていきますと、次のとおりになります。

オデット/オディール:イリーナ・ペレン
ジークフリート:ミハイル・シヴァコフ
ロットバルト:マラト・シュミウノフ
王   妃:ズヴェズダナ・マルチナ
家庭教師:アンドレイ・ブレグバーゼ
パ・ド・トロワ:コシェレワ、ステパノワ、プハチョフ
スペインの踊り:ポリョフコ、オシポワ、マラーホフ、リャブコフ
ハンガリーの踊り:グリゴルツァ、ポドショーノフ
大きな白鳥:カミロワ、ヴィジェニナ、バルエワ、ロバノワ
小さい白鳥:ニキフォロワ、ソロヴィエワ、アヴェロチキナ、リィコワ

そうこうしている間に、開演の時間が近づいてきました。土曜の夜の、それもペレンが出る白鳥の湖だからでしょうか、客席はほぼ満席になりました。いよいよ開演です。
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